【保存版】Androidクイズアプリを量産する設計図と手順

AI開発日記

「スマホアプリを1本作ったけど、次にどう広げる?」
そんなときに有効なのが 量産できる仕組み です。

この記事では、私が実際に「原付クイズアプリ」をベースに構築した
Androidアプリ量産の設計図をまとめます。


1. プロジェクト構成(共通コード+差し替えデータ)

app/
 └─ src/
     ├─ main/                      ← 共通コード
     │   └─ assets/placeholder/    ← 雛形データ
     ├─ gentuki/                   ← アプリA
     ├─ traffic/                   ← アプリB
     └─ ...(アプリC, D...)
  • main にプログラムや共通UIを配置
  • 各アプリごとに flavor 用フォルダを作成し、
    • questions.json(問題文)
    • config.json(アプリ名や広告ID)
    • アイコン画像
      を入れるだけで、新しいアプリが完成します。

2. build.gradle にフレーバー設定

android {
    flavorDimensions += "app"

    productFlavors {
        create("gentuki") {
            dimension = "app"
            applicationId = "com.example.gentuki"
            resValue("string", "app_name", "原付〇×クイズ")
            buildConfigField("String", "DATA_DIR", "\"gentuki\"")
        }
        create("traffic") {
            dimension = "app"
            applicationId = "com.example.trafficquiz"
            resValue("string", "app_name", "交通標識クイズ")
            buildConfigField("String", "DATA_DIR", "\"traffic\"")
        }
    }
}

これでビルド時に「どのアプリを作るか」を切り替えられます。


3. config.json の例

{
  "title": "原付〇×クイズ",
  "numQuestions": 30,
  "admobAppId": "ca-app-pub-xxxxxx~yyyyyy",
  "themeColor": "#FFEB3B"
}

変更点はここだけ!

  • アプリ名
  • 広告ID(AdMob)
  • テーマカラー

を変えれば、全く別のアプリに仕上がります。


4. アイコン差し替え

  • 各 flavor フォルダ内の
    res/mipmap-*/ic_launcher.png を差し替えます。
  • Google Play用に 512×512 のアイコンも必要です。

5. 量産フローまとめ

  1. 雛形をコピーして新flavorを作る
  2. questions.jsonconfig.jsonを差し替える
  3. アイコンを用意する
  4. ./gradlew bundleFlavorRelease でビルド
  5. Play Consoleにアップロード

まとめ

  • 共通コードを1つにまとめ、差し替え部分だけ分離
  • データとアイコンを変えるだけで新アプリ完成
  • 広告もアプリごとに設定可能

これにより、アイデア次第で無限にアプリ量産が可能になります。


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